記事
10.302024
東京都の観光施策による補助金等事業
東京都 観光施策による補助金等の各種支援事業
東京都は、東京が世界最高の観光都市となることを目指して、
旅行者誘致に向けた取組や、観光情報の発信、受入環境の向上に向けた取組など様々な施策を展開しています。
どれだけの事業者様がご存じかわかりませんが、
東京都産業労働局による観光需要に関連する補助事業が行われています。
既に今年度の募集が終了している事業もありますが、来年度も同じ事業が継続又はマイナーチェンジをして継続されることもあります。
何度も同じことを書いて恐縮ですが、
これらの補助事業に採択されるには、準備に時間と労力を要するため、
今年度の事業への申請が難しいとしても来年以降の申請を見据えて準備するということも必要になってきます。
また、これまた毎度おなじみになってきておりますが、補助事業は基本的に事業者の立替払いの後、精算ですので、
事業後に補助されるまでの間の資金繰りについても計画する必要があります。
主な申請資格
補助事業により、申請資格はありますが
東京都の中小事業者・個人事業者
各事業に関する事業を行なっている法人・個人
注目の補助事業
東京都では観光関連事業者の経営力向上を図り、観光産業の活性化につなげることを目的として、
大学等と連携して、観光関連事業に従事する方に向けた新たな教育プログラムの開発等を行っています。
今年度の募集は終了している現在ではありますが
平成30年からコロナ期間を除いて継続事業のようですから、来年度の申請を見据えた事業計画の策定をしてみませんか。
東京都内に設置されているとはいえ、多くの私立大学の経営が厳しい現状で
1000万円規模の補助事業を行うことができるという(大学予算から考えたら小さい金額かもしれませんが)機会をぜひ、勝ち取っていただきたいと思います。
現状、補助金の審査は厳しくなっていると言わざるを得ません。
また、申請が採択されたとしても、申請金額を補助していただけることそのものも厳しくなっていると体感しています。
公募要領が発表される時期が遅くなってもいますし、締め切りまでの期間もとてもタイトになっています。
補助金獲得をお考えの事業者の皆様、特に少数精鋭の小規模事業の皆様は、営業活動でお忙しいとは思いますが
・gBizIDを取得する
・日々、会計記帳を行う
・お金の出入りを把握する
ということも営業活動ですので、まずは行うことをお勧めします。