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Go-Tech事業(成長型中小企業等研究開発支援事業)|制度概要と申請前の準備

最終更新:2026年10月18日

令和8年度の公募は終了しています。申請期限は2026年4月17日17時で、6月26日に採択結果が公表されました。本記事は、2023年公開の記事を令和8年度の制度内容に更新したものです。次回の募集時期・条件は、正式な公表内容をご確認ください。

大学や公設試験研究機関と連携して、新しい技術やサービスの研究開発を進めたい。そのような中小企業が確認しておきたい制度が、成長型中小企業等研究開発支援事業、通称「Go-Tech事業」です。

研究開発は、実験や試作だけでなく、その成果を誰に、どのように届けるかまで考える必要があります。補助金の金額だけで判断せず、連携先、研究計画、事業化までの費用を整理することから始めましょう。

Go-Tech事業はどのような取組を支援する?

中小企業者等を中心とした共同体が、大学・公設試等と連携して行う研究開発や試作品開発、その成果の販路開拓等を支援する制度です。対象となる研究開発は、国の「中小企業の特定ものづくり基盤技術及びサービスの高度化等に関する指針」を踏まえる必要があります。

精密加工や立体造形などのものづくり分野に加え、先端技術を活用したサービスの高度化も検討対象です。自社の課題と研究テーマが制度の目的に合っているか、共同体として実施できる体制があるかを確認します。

令和8年度は通常枠117件、大型研究開発枠5件が採択されています。中小企業庁の採択結果・事業概要も、制度を理解する参考になります。

令和8年度の補助期間・上限額

補助事業期間は2年度または3年度です。補助上限額は共同体全体に対する金額で、年度ごとの上限と複数年度合計の上限の両方があります。

  • 通常枠:単年度4,500万円以下、2年間合計7,500万円以下、3年間合計9,750万円以下
  • 大型研究開発枠:単年度1億円以下、2年間合計2億円以下、3年間合計3億円以下

中小企業者等の補助率は原則3分の2以内、大学・公設試等は定額です。事業者の区分等によって適用条件が異なるため、公募要領の確認が必要です。また、中小企業者等が受け取る補助金額は、共同体全体の補助金総額の3分の2以上であることが求められます。

制度概要と申請資料は、令和8年度の公式公募ページに掲載されています。将来の公募でも同じ金額・条件になるとは限りません。

以前の制度情報から確認し直したい点

令和8年度は、従来の「出資獲得枠」が「大型研究開発枠」に改編されました。大型研究開発枠には研究開発の実績等に関する要件があるため、希望額だけで枠を選ぶことはできません。

また、令和8年度採択案件から、大学・公設試等の補助率が一律定額となり、収益納付規定が撤廃されています。過年度の採択案件にそのまま当てはめず、採択年度のルールをご確認ください。変更点は中小企業庁の令和8年度公募予告でも案内されています。

次の募集に向けて準備しておくこと

  1. 解決したい技術的な課題、研究開発の目標、成果の販売先を整理する
  2. 大学・公設試等の連携先と、役割分担や研究体制を相談する
  3. 年度ごとの経費、自己負担額、必要資金の調達方法を確認する
  4. 申請に必要な資料と、共同体内での確認スケジュールを整理する

令和8年度の申請は、府省共通研究開発管理システム「e-Rad」のみで受け付けられました。GビズIDを持っている場合も、e-Radの登録状況は別途確認が必要です。登録に日数を要する場合があるため、募集が始まってから慌てないよう準備を進めましょう。

補助金の活用をご検討の事業者様へ

制度の対象となりそうか、どの資料を準備するか、事業計画と資金計画をどう整理するか。申請前の確認からご相談いただけます。研究内容や共同研究体制に関する専門的な事項は、連携先や所管の経済産業局等にも確認しながら進めることが大切です。

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